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エレクトーン演奏グレード5~3級を目指す!(4級編)

エレクトーン演奏グレード5~3級にはいくつかの実技課題がありますが、1番ネックになるのが即興課題(a)です。

16〜32小節程度のコードネーム付きメロディ譜をもとに、その場で課題にふさわしい曲のスタイルで3コーラス程度にまとめて演奏するというもの。
4,3級になるとメロディー譜からコードネームが無くなってしまうので、さらに難易度が高くなります。

4級の即興がなかなか通らないという生徒さんが今まで何人もレッスンに来られましたが、その原因を探っていきたいと思います。

コード進行が単純、又はつけられない

基本的なコード進行は理解できてるのですが、7(セブンス)、M7(メジャーセブンス)、dim(ディミニッシュ)、aug(オーギュメント)、sus4(サスフォー)
といった飾りのコードが効果的に使えてなかったり、途中で転調してるとコードがつけられなかったりします。特に4~3級は途中で一時的に転調してる課題が多いです。

コード進行や曲のスタイルなどの知識はあるが、実際に活用できていない

レッスンで即興のことを説明していると「あ、それは知っています。」とか「以前にレッスンで習いました。」とかおっしゃるのですが、実際にその知識を使う課題を演奏してもらうと、すごくたどたどしい演奏だったりします。
5級合格を経て、さらに色んなレッスンを受講されたり自分でも勉強されて来られてるので、知識はたくさんお持ちなのですが、その知識を活用できるまでの練習量が全然足りてない。
このタイプの生徒さんが非常に多い印象です。

自転車は、乗り方の知識があっても実際に練習しないと乗れるようにはなりません。
楽器の演奏は自転車の運転やスポーツなどと似ていています。
できるようになるまでは基礎的な練習や技の練習など、たくさんの時間と労力が必要ですが、ケガやダメージ、時間の消費をなるべく少なくして習得できることが理想的です。

特に4級以上を目指す方は、資格取得の為の講師さんが多いので、限られた時間で、ダメージ(無駄な練習)を少なく、トレーニング(効果的な練習)をしっかり頑張っていただけたらと思います。

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この記事を書いた人

エレクトーンの訪問レッスンとオンラインレッスン、音楽教室で個人とアンサンブルのレッスンをしてます
ブログで新、旧エレクトーンの情報を発信しています
レトロなエレクトーンの演奏動画をYouTube"アキラミュージックチャンネル”で配信してます↓

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