以前、YoutubeにアップしたDTM打ち込み曲『モーニング ブリーズ』をリマスタリングしました。この曲は2022年の「O-CHA Festival 作曲部門」で優良賞を受賞した、朝のモーニングティーをイメージした曲です。
リマスタリングとは、以前作った曲の音質や音量を整えたりして、より聴きやすいサウンドに仕上げ直すことです。
今回は、さらに突っ込んだ直しをしてみました。
ベース音源を、60年代のクラシックなヴィンテージ・サウンドを目指して「EZベース」の拡張音源【THE SIXTIES】に変更しました。カーペンターズなどで聴くことができる丸みのある音質のベースサウンドです。
この「EZベース」はサウンドも良く、操作も感覚的にできます。また機会があれば詳しく書きたいと思います。
あと、もう少し太いベース音質にしたかったので、拡張音源【CLASSIC ROCK】を足しました。同じソフトの「EZベース」間ですと【THE SIXTIES】のパートをそのままコピーして、コピー先のパート音源を【CLASSIC ROCK】に変更することにより簡単に音色を足すことができます。
それからベースの時間的な音量の変化を一定に平均化する為の調整もしました。
ベースなどの低音は、音量の変化が少ない方がサウンドが安定するからです。
その為のエフェクトとしてコンプレッサーがありますが、さらに便利な音量の調整を自動でしてくれるWaves社の【Bass Rider】というエフェクトがあります。
音量が大き過ぎ小さ過ぎを自動で一定に調整してくれます。YoutubeにリアルタイムでBass Riderの音量フェーダーが曲に合わせて上下する動画を載せてみました。とても時短になり便利です。発売されてかなり経つのでDTMer間(DTMをする人々)では結構使ってる人多いと思います。
発売当初はかなり高額だったと思うのですが、今は結構値下がりして¥4000ちょいくらいで購入できると思います。
Bass Riderで納得いかない動きをされた部分は手動で調整をしたり、イコライザーで音質調整もしています。
メロディのバイオリン音源 Audio Modeling社【SWAM Violin】も、よりダイナミクスを感じられるように、時間的な音量の変化を調整し直しました。
以前のと聴き比べるとかなり抑揚がついて聴きやすくなったと思います。
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