エレクトーン練習&音作りに最適!ATH-M20x
前回のブログで紹介した密閉型ヘッドホン、オーディオテクニカATH-M50xは、バランスの良さとクリアな音質でクセも少なく、とてもおススメです。
今回は、その下位モデルであるATH-M20xにスポットを当て、価格を抑えつつ練習用として活用できるかどうかを掘り下げていきます。

ATH-M20xの特徴
ATH-M20xは、オーディオテクニカのモニターヘッドホンシリーズのエントリーモデルとして位置付けられています。価格は7,000円前後と手頃で、ATH-M50xの約20,000円と比べると、コストを抑えたい方にとって魅力的な選択肢です。
音質の違い
ATH-M50xと比較すると、ATH-M20xは音のレンジ幅が狭めで、小さい音のクリアさがやや劣ります。全体的には少しぼんやりした感じです。重低音の再現性もATH-M50xの方が素晴らしいです。
しかし、エレクトーンの練習用としては十分な性能を持ち、特に「そこまでシビアに音作りをしなくてもよい人」には十分すぎる音質だと思います。
ATH-M20xのスペック
型式:密閉ダイナミック型
ドライバー:φ40mm
出力音圧レベル:96dB/mW
再生周波数帯域:15~20,000Hz
最大入力:700mW
インピーダンス:47Ω
質量:約190g(コード除く)
コード長:3.0m(標準プラグ&ミニプラグ対応)
ATH-M50xのスペック
型式:密閉ダイナミック型
ドライバー:φ45mm
出力音圧レベル:99dB/mW
再生周波数帯域:15~28,000Hz
最大入力:1,600mW
インピーダンス:38Ω
質量:約285g(コード除く)
コード:着脱式(カールコード1.2m、ストレートコード3.0m、ストレートコード1.2m)
ATH-M20xはミニプラグと標準プラグの両方使用可能 アダプターも付属しています。
コードはストレートタイプの3mです。

ATH-M20xは、エレクトーンの練習用としては十分な性能を持ち、特に「価格を抑えたい」「そこまでシビアに音作りをしなくてもよい」という方におすすめです。ATH-M50xほどのクリアな音質は期待できませんが、コストパフォーマンスを考えれば非常に優秀な選択肢と言えるでしょう。

コメント(名前 メール サイトは必須ではありません)