昭和時代から平成にかけて、大阪梅田の阪急東通り商店街に喫茶店「田園」がありました。2階から5階まで客席がある大型の喫茶店でした。今から約30年くらい前まで存在してたんじゃないでしょうか。
初めて行ったのは高校生くらいで何かの打ち上げで行ったような。。
当時は今のようなカフェなんてものは無く、コーヒー休憩するのには喫茶店が当たり前の時代。他の喫茶店が混雑しててもここは客席も多く大人数でも入れたので、梅田で喫茶店といえば「田園」というくらい自分達の中では有名でした。
今では珍しい楽器の生演奏が聴ける喫茶店で、珍しいのはそれだけでなく、演奏する舞台自体がエレベーターになっていて2階から5階まで上下する仕様になってました。
そして、その舞台にはエレクトーンFS-30が置いてありました!
当時、友達が「田園」でエレクトーン演奏のバイトをしていました。1ステージ30分で、ソロギターの奏者と交互に何ステージかこなしてました。コンビニのバイトなんかよりも割の良いバイトだったと思いますw
平成時代に入り何年かたった頃に行きましたが、エレベーターは故障で動かなくなってました。店の雰囲気も薄暗い昭和の雰囲気で、当時はもう時代遅れ感のあった「田園」に次第に行くこともなくなっていきました。
今も建物自体は残っていて、お店は「アレグレ」「カンパーニュ」というダイニングバーに変わってます。
1階のショーウインドウに料理のサンプルがあり、その横を階段で2階に上っていく仕様は昔の「田園」と変わっていません。
この記事を書くのに色々調べたのですが、ほとんど情報が残ってなかったのが残念です。
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