8月26日に楽譜制作ソフト「Finale」(フィナーレ)の開発終了が発表されました。新規購入、アップデート、アップグレードの提供はすでに停止。来年2025年8月以降はサポートも終了します。
ただ、アナウンスされてるのが
「Finale」の認証は(※1)無期限で利用できるが、今後のOSのアップデートにより、新しいコンピューターで「Finale」を使用することができなくなる可能性がある。
ということなので、今後すぐに使えなくなるということではないようです。
しかし、ユーザー数も多い「Finale」の突然の終了は大変衝撃的なことです。
(※1)その後のアナウンスにより、1年後となる2025年8月からは新しいコンピューターでのFinaleの認証やFinaleの再認証をすることはできなくなります。に変更されました。
販売元のMakeMusicでは、ヤマハの子会社でもあるSteinbergが開発する「Dorico」という楽譜制作ソフトへのクロスグレードの用意があるとのこと。
「Finale」および「PrintMusic」の全バージョンのユーザー対象で、
「Dorico Pro」のクロスグレード版を特別価格20,900円で購入でき、このクロスグレードには(※2)「Finale v27」が含まれるとのこと。
下位ソフトの「PrintMusic」やバージョンの古い「Finale」のユーザーにとってはお得なクロスグレードだと思います。
(※2)新たに9月13日に発表されたアナウンスでは、日本語WebサイトでのDorico Proクロスグレード優待販売では「Finale v27」の提供はできず、MakeMusic社のeStore(英語サイト)での購入が必要だそうです。これもまた今後変更になる可能性も高いのでクロスグレードを考えてる方は少し待ったほうがいいかもしれません。
「Finale」は考えられるほぼ全ての楽譜を作成でき、出版も可能なプロレベルで使える楽譜作成ソフトだと思います。自分も今すぐ他のソフトをメインに使うということはできませんが、今後のことを考えて徐々に他のソフトも試してみたいと思ってます。
次回は「Dorico Pro」をお試ししてみた感想を、書いてみようと思います。
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