中学生の生徒と一緒に、耳コピ(CD音源などから音を聞き取っていく作業)をしてる時、
この音、何やろ?もう1回聞いてみよか?
待って、これちゃうかな?‥♪
えっ!その音で合ってると思う‥よく音取れたな
なんか、急に音取れるようになってきた
へぇ〜スゴイ!(耳が立派に成長してくれて嬉しい!)
実はこの生徒、小学生時代は目立った成長が感じられない子でした。しかし生徒自身はレッスンを嫌がることもなく楽しくコツコツと続けてきました。
小学生の頃からすでに、アンサンブルやコンクールで大活躍の生徒もいますが、大半の生徒はそうではありません。同じようにレッスンしていても、小学生のうちは目立った成長が感じられない生徒も多いです。そんな生徒が、中学生や高校生になった頃に急に成長して能力を発揮したりします。
「耳で聞いて音が取れる」というのは、エレクトーンや音楽を、より楽しむ為に必要な能力の一つです。それ以外にも、「指を器用に動かす」「楽譜を書く」「作曲、アレンジ」など他の能力も中高生になってくると同時に発揮したりします。
これは、中高生になると、体の成長や、学校での勉強で物事を論理的に考えられるようになってくるなどの理由があると思いますが、小学生時代の【楽しみながらのコツコツ】があってこその成長だと思います。
中高生になってから、音楽を楽しむ為の能力を発揮し始めた生徒は、そこからさらに急成長していきます♪
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