昔、持ってたエレクトーンC-200の後ろカバーを開けると、
下部に長細いバネのような物が2〜3本設置してあるスプリングリバーブ装置がありました。
バネの振動を利用してリバーブ音を得るエフェクトです。
バネに音の振動を伝え、揺れるバネの振動を残響音として使うというしくみのようです。
今のデジタルリバーブと違い、深く長くかけることはできませんが、なかなか味のあるレトロなリバーブです。このバネに衝撃を与えると「バッシャ〜〜ン!!」と凄まじい大爆音と残響音が発生するので、これがリバーブ装置だということは子供ながらにわかってました。
この大爆音のエフェクトが楽しくて、調子に乗って指で弾いて遊んでいましたが、今から考えると、電源の入ったエレクトーンの中身を触るなんてとても恐ろしいことをしてたなと思います。
電気式のトレモロなどもそうですが、デジタルと違って実際に目で見て触れる(ほんとは触ってはいけません)ことができるエフェクトって、なかなかおもむきがありますね。
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