レトロなエレクトーンD-700のトーンレバーサウンドにトレモロ効果をかけて、華やかなスイングアレンジにして演奏しました。
むか〜し昔、
エレクトーン奏者の為の【ブライダルプレイヤー】という仕事がありました(今もあるかな)結婚式の進行に合わせてエレクトーンの演奏で場を盛り上げたり、BGMを演奏する仕事です。今回は自分が初めてブライダルの仕事をした時の話です。
学校を卒業して間もない頃、そこでお世話になった先生から、娘さんの結婚式での仕事を頼まれました。ギャラも、プロに頼む相場以上の提示があり、「いっぱいもらえる!ラッキーがんばろー!」くらいの気持ちで引き受けました。
しかし当日は、
タイミングや音量調節などが難しく、司会の方に「ここで、次の曲!」「もっと大きく盛り上げて」など指示してもらってそれに合わせてなんとかついて行ったという感じでした。
先生や娘さん、会場の人達には「良かったよ!」などと言ってもらえたのですが、自分的にはあまり納得いく出来ではありませんでした。
その後、
友達の結婚式での演奏をさせてもらうことになり、前回の反省点などを振り返りながら本番に臨みました。前回と違って、式の流れや盛り上がりのポイントなどもわかっているので、自分なりにはバッチリの演奏(のはず)ができました。
友達にも喜んでもらい、式場の方にも仕事の打診などもしてもらえて(社交辞令だったかも)ウキウキで式の2次会にも参加してきました。
今になって考えると
先生は、演奏経験の少ない学生上がりの自分に、よくこんな大事な仕事を任せてくれたなと思います。貴重な経験を、きちんとした仕事としてさせてくれたことに、本当に感謝です。自分も当時の先生の年齢に近づくにつれ、人に少しでも良い影響を与えられる素敵な大人(もう十分過ぎる大人ですがw)になれればなと、昔の事を思い出す度に思うのです。
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